「DNS Changer」ウイルスが猛威を振るっています。世界中で400万台が感染したそうです。今でも世界中で35万台のパソコンが感染していて、日本のパソコンも感染して潜んでいるものがあるそうです。
このウイルスは、パソコンが悪意のある不正なサーバーを閲覧するようにアドレスを変更するウイルスで、本来のWebサイトでなく不正なWebサイトに繋がってしまいます。不正なサイトから感染したウイルスによって、感染に気が付かないまま、さらにパソコン内の情報が盗み取られるなど被害が広がります。
2011年11月に米国連邦捜査局(FBI)が不正なDNSサーバーを差し押さえて、正しい働きをするDNSサーバーに置き換えて暫定的に運営していたそうですが、この運営が7月9日に終了するそうです。
このため、「DNS Changer」ウイルスに感染しているパソコンは7月9日以降はインターネットが利用できなくなります。
「あなたのパソコンはこのウイルスに感染していないでしょうか?」
今年5月22日、日本のセキュリティ組織JPCERTコーディネーションセンターがこのウイルスに感染しているかどうかを調べるWebサイトを公開しました。
(下のバナーをクリックするとそのサイトが開きます)
http://www.dns-ok.jpcert.or.jp/をクリックし、下記の様に表示されれば大丈夫です。
私のパソコンは、幸い大丈夫でホッとしています。
皆さんも7月9日までに一度試してみてください。
<<DNSサーバーの役割(参考)>>
WEBページは、実際に入力するURLではなく、見た目は数字の羅列のIPアドレスによってつながります。DNSサーバーは「URLのホスト名を元に、ホストの
IP アドレスを教えてくれる」というのが一番大きな役割です。
@ A
例えば、サイボウズ社のホームページにアクセスしようと、Web ブラウザーを立ち上げ、
「www.cybozu.co.jp」にアクセスしたとします。
あなたのコンピュータは、アクセス先の IP アドレスを教えてもらわないとアクセスできないので
@DNS サーバーに「www.cybozu.co.jp の IP アドレスは何番ですか?」と尋ねます。
すると、
ADNS サーバーは、ホスト名を元に DNS に登録された情報を検索し、IP アドレスを調べて返します。
そして、あなたのコンピュータは www.cybozu.co.jp にアクセスできるようになります。
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