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パソコン箕面教室 北村由利子 講師からのひとこと

今さらですが、酵素、発酵食品がなぜ良いのでしょうか?

 ヨーグルトやチーズなどの乳製品、お味噌、納豆、醤油などの大豆の発酵食品が体に良いというのは、もちろん知っています。
では、いったい酵素とは何で、どう良いのかを知りたくて、調べてみました。
           (「酵素栄養学のエドワード」、「健康サポート広場」などを参考)

<酵素とは?>

 体内で作り出されているタンパク質で出来た分子です。
唾液などにも酵素は含まれており、消化、吸収、解毒、排出、人が動くなどの動作、などいわゆる人間が生きていくうえでは必須な栄養素なんだそうです。

 酵素は大きく3種類に分けられます。
人間の体内にある「消化酵素」と「代謝酵素」、そして食物に含まれる「食物酵素」です。
消化酵素とは、その名の通り食べたものを体が吸収しやすいように消化するためのもの。
代謝酵素とは、消化酵素によって栄養素がエネルギーになったら、それを体の中で働かせるもの。消化酵素を使いすぎると、代わりに代謝酵素が不足してしまいます。
そこで必要になるのが三つ目の「食物酵素」
消化酵素を節約し、代謝酵素の量を増やすことと、代謝酵素の働きをサポートするために食物酵素の力を借りることが大切になるわけです。

<発酵食品がなぜ良いのか?>
 発酵食品は、なんといっても消化が良いのです。酵母や酵素を始めとした微生物の働きにより、ある程度消化された物なんです。だから、人間が消化するのに必要な「消化酵素」やエネルギーが少なくて済みます。
発酵させる微生物そのものの「うま味」があったり、発酵させる微生物に体によい働きをする物もあります。(乳酸菌が腸の環境を整える、納豆菌が血流を良くする、など)。

発酵によって食品に含まれる毒が無害になる場合もあるそうです。猛毒のある、ふぐの卵巣を塩や糠で長期間漬けて、微生物の働きにより無毒化した「河豚の卵巣の糠漬け」などがその例です。食べたことはありませんが・・・(^_^;)

<手軽に酵素を摂るには?>
 生野菜や果物を皮ごとすりおろすこと。消化吸収が良くなるだけでなく、酵素を残さず取ることが出来ます。すりおろすことによって、野菜や果物の細胞が壊され、酵素が細胞の外に出てきて、活発に働くのです。

 さらに、酵素を強化する「お酢」を加えることによって、食物酵素の働きを活性化する作用もあるのだそうです。こうしたものを、いつもの食事に付け加えることで酵素を積極的に摂ることができますね。
夏の疲れた体を酵素で労わって、元気に次の季節を迎えましょう!!

クックパッド 酵素のレシピのご紹介
下記の画像をクリックしてご覧ください。
http://cookpad.com/search/%E9%85%B5%E7%B4%A0?page=2&recipe_hit=940





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