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 フォント(書体)の名前について



普段何気なく選んでいるフォントですが、名前には意味があります。
難しい名前のものが多いですね。
今回は、フォントについて勉強しましょう。

「HG創英角ポップ体」の”HG”って何でしょうか



HGフォントは株式会社リコーが作成しているフォントで、
「HG」とはリコーがフォントにつけている頭文字で
「High Grade」の略です。

HGフォントにはHGの後に「P」がついているものや
「S」がついているもの、どちらもつかないものがあります。

HG創英角ポップ体   HGP創英角ポップ体   HGS創英角ポップ体

この「P」や「S」は文字幅の種類を表しています。
「P」がついているものはすべての文字がプロポーショナルフォント
(文字ごとに最適な幅を設定してあるフォント)
「S」がついているものは半角英数字だけがプロポーショナルフォント、
何もついていないものはすべての文字が等幅フォント、ということです。

もう一つ、創英角ポップ体の「創英」とは、株式会社 創英企画という会社が開発したフォントです。

最後の「角ポップ体」はフォントの形状を示しています。

HGフォントの他に、MS明朝、MSP明朝、MSゴシック、MSPゴシックがあります。
これはリコーが作成したフォントで、
マイクロソフトがリコーからライセンスを受けて使用しているものです。

名前の意味がわかると、フォント選びも少し楽しくなるかも?



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