WindowsXPは、今年マイクロソフトのサポートがなくなり、セキュリティーの保証がなくなったためインターネットなどに接続して安心して利用することが出来なくなりました。単体のパソコンとして利用しようと思っても動きが遅く期待したように動いてくれません。
WindowsVistaは、XPのようなセキュリティー問題はなくインターネットに接続して利用することができても、動きが遅い。
パソコンは快適に動いてこそ役に立つ道具になるのですが、不満を感じている方は多いのではないでしょうか?
不要なアプリケーションを削除したり、ディスクのクリーンアップをしたり、お掃除ソフトを使ってみたりしても期待ほどに効果は出しにくいものです。
またメモリ不足が原因で遅い場合以外はただメモリ容量を増やしても決定打とはなりません。
決定打となるのがHDD(ハードディスク)に変わる
SSD(ソリッドステートドライブ)
ここ数年、SSDを搭載するパソコンが増えています。磁気ディスクを使うHDDに比べ、フラッシュメモリを使うSSDは、読み書きの速度が圧倒的に速いメリットがあります。
下のグラフで速度の違いを比べてみてください(「日経PC21 2014年11月号」より)
SSDはHDDのような機械稼働部品がないので、衝撃に強く、軽く、電力消費が少ないなど、たくさんのメリットがあります。デメリットは、まだ容量当たりの単価が高いことです。
下の説明で、メリットとデメリットをまとめています。
どのくらいの容量のどのくらいの価格帯を選ぶのがいいのか、下のグラフを参考にしてください。
WindowsXPやVistaが発売された時点では、HDDの容量はせいぜい100GBほどでした。最初のテーマ「古くなったパソコンの高速」を考えるなら、1万円ほどで128GBのSSDなら必要条件を満たせるのではないかと思います。欲を言えば、2万円ほどで256GBに入れ替えれば必要十分条件を満たせるでしょう。
やってみたい方は、教室の先生にご相談ください。