やまびこ　2016年 4月号 をお届けします。

　 三井寺の 湖上に消ゆる  鐘朧 　　　　　　　中野 啓子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（箕面教室　生徒さん）



　

【今月のお話】

　　　作家 中井俊已さんの　http://www.t-nakai.com よりご紹介
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

　一歩を踏み出す！（＾.＾）
　　　　やってみなければ、神様がどんな大きな力で助けてくださるか
　　　　誰にもわからないのです。
　　　　　　　　　　　　　　　ストー夫人著『アンクル・トムの小屋』
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

ストー夫人は、アメリカの議会が奴隷に対して
厳しい法律を認めたことに心を痛めていました。


そこで、彼女は奴隷制度の廃止をうったえるために、
本を書いて奴隷たちの悲惨な状況を伝えようと決意しました。


こうして彼女が書いた『アンクル・トムの小屋』は、
大ベストセラーになり、
多くの人に奴隷制度について深く考える機会をあたえました。


その９年後、
奴隷制度に賛成する南部と反対する北部の間で南北戦争が起こります。

ストー夫人にとっては、まったく思いもよらぬ大きな影響でした。


しかし、リンカーン大統領がストー夫人に会ったとき、

「あなたがあの大戦争をひきおこしたご夫人ですね」

と言ったという逸話があるように、

ストー夫人が書いた本は、
奴隷解放を成し遂げるきっかけとなったのです。


ストー夫人が勇気をもって奴隷解放をうったえる本を書いたことで、
人々は奴隷制度をなくそうと戦う勇気をえたのです。


★「やってみなければ、神様がどんな大きな力で助けてくださるか
　　誰にもわからないのです。」　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ストー夫人


　本当にそうです。

　やってみなければ、わからない。

　ただ、やらなければ、わかる。

　きっと後悔すると・・・。


　私は本を書き始める前、
　自分が実際に本を書けるかどうかわかりませんでした。

　でも、書きたいことがあったのです。

　やってみなければ、
　きっと後悔すると思って書き始めました。


　本を書くために、まず大事なことは、

　「書き始める」ことです。

　当たり前なのですが、
　最初の一歩（一行）が大事。

　まず、始めることが大切なのです。


　これは、他のことでも同じです。

　たいていは、
　最初の一歩がなかなか踏み出せない。

　ロケットの発射と同じですね。

　ロケットも、
　スタートに最もエネルギーを使います。

　でも、動き出したら慣性の法則で、
　エネルギーは少なくてすみます。


　途中、挫けそうになっても、
　動き出せば、誰かの助けにも出会えます。　

★「天（神）は自らを助くる者を助く」
　Heaven(God) helps those who help themselves

　自らがんばっていれば、きっと神様の助けもあります。


★きっとよくなるヒント★

　　　　　　　　　　　　　やってみれば、案外うまくいく。（＾.＾）

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆　あなたへのメッセージ　◆◇◆
───────────────────────────────────

★小さな行動の連続で実現します。★

夢をかなえるための法則を教える本は、
たくさんあります。

そういう本を読んで、
どうすれば夢がかなうかを知るのは良いことです。

わたしもそういう本を
これまでたくさん読んできました。

でも、泳ぎ方を本で勉強しても、

実際に水に入って手足を動かさなければ
泳ぎをマスターできません。

方法を知っているだけでは
実生活では役に立たないことが多いですよね。

知っていても自ら動こうとしなれば、
夢は実現しません。　

読んで得たことを自分の生活に当てはめて、
行動を起こしてみるべきなのです。


とりあえず、始めてみましょう。

カンペキでなくてもいいのです。

小さなことでいいのです。

あなたの夢は、

小さな行動の連続で

実現します！　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　中井俊已（なかいとしみ）メルマガより