【今月のお話】
作家 中井俊已(なかいとしみ)さんのメルマガより、ご紹介します。
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「いいこと」を引き寄せる ギブ & ギブ の法則
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志賀内 泰弘 (著) 小説『「いいこと」を引き寄せるギブ&ギブの法則』を
ご紹介します。https://goo.gl/LceIh4
世界中の成功者が実践する究極の成功法は、何か!?
それは、「ギブ&ギブの法則」だと、著者の志賀内氏は言います。
つまり「与えて、与えて、与え続けること」
しかも「見返りを期待しないこと、求めないこと」なのです。
多くの人は、
「世の中は、ギブ&テイクが常識、
ギブ&ギブなら、損をするばかりじゃないか」
と思うかもしれません。
ところが、そうではないのです。
「ギブ&ギブ」こそが幸せ豊かになれる秘訣だと
この小説を読んでいるうち、納得できるようになります。
★内容紹介・・・・
小説の舞台は、愛知県知多半島に浮かぶ小さな島“多賀良島"。
以前は観光客で賑わったその島も、今では「限界集落島」となり、
市長から島ごと「リストラ」されかかっていました。
その島に異国のみすぼらしい托鉢僧・タルシルが
降り立ったことから物語は始まります。
ひょんなことから、
本書の主人公である「多賀良島しあわせホテル」の
若女将・風見美咲 がタルシルに弟子入りし、
「ギブ&ギブ」という、その一見“奇妙"
「成功するために、本当に大切なこととは何か?」、
「なぜ、見返りを求めずに与えるとうまくいくのか?」
タルシルからの教えによって、その答えにたどり着いたとき、
小さな島は再び息を吹き返し、大きな奇跡が巻き起こります。
小説全体はフィクションですが、
登場するエピソードは実話を基にしています。
★私が特に印象深ったところ・・・・
タルシル住職の教えとは直接関係ないのですが、
島のトヨ婆ちゃんの
「傷ついた心に、傷ついたミカン」の話が
私は心に残りました。
島を訪れた傷心の女性の話を聴いて、
トヨ婆ちゃんが 、
「あなたは傷物だから大丈夫」
と語ります。
「大丈夫よ〜。
たくさん傷ついたら、
その人はずっとずっと強くなれるの。
それだけじゃないの、
ずっとずっと人に優しくなれるの。」
傷物のミカンは、
見てくれは良くなかもしれないが、
中身は良い。
傷のないミカンより、
甘くておいしいのだそうです。
人間も、傷つくことで、
人の痛みがわかる優しく強い人になれると、
トヨ婆ちゃんは言うのです。
この本は、こんな心温まるエピソードが満載の
自己啓発系(およびビジネス系)小説です。
この小説の中心テーマである
タルシル禅師が説く「ギブ&ギブの法則」は、
私も、人を「成功と幸せ」に導く最強 の方法だと思います。
多くの成幸者は、
やはり同じようなことを考え、
実践していますから。
この本は、
その成幸の法則を、
分かりやすく感動しながら学べる教科書です。
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◆◇◆ あなたへのメッセージ ◆◇◆
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★「無財の七施」★
自分は何も与えるものがないという人が
いるかもしれません。
そんなことはありません。
お金や財産をもっていない人でも、
与えることができます。
タルシル住職も説くのですが、
仏教には、「無財の七施」の教えがあり、
一般に次のようなものです。
1,眼施(がんせ)
優しい思いやりの目を向ける
2,和顔悦色施(わげんえつじきせ)
穏やかな楽しい顔つきをする
3,言辞施(ごんじせ)
優しく暖かい言葉をかける
4,身施(し んせ)
礼儀正しさと真心こもった奉仕
5,心施(しんせ)
行為に思いやりの心をこめる
6,牀座施(しょうざせ)
座席をゆずる
7,房舎施(ぼうしゃせ)
家に迎えて休んでいただく
私たちには、与えるものがあるのです。
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