「桜づくし」
いよいよ、お花見のシーズン!
毎年、毎年、何度も感動を与えてくれる桜!
朝起きるたびに、窓から見える桜たちは、違う表情で1日の始まりを幸せな気分にしてくれます。
さて、「お花見の由来」って、ご存知でしょうか?
お花見の起源については諸説ありますが、奈良時代から平安時代にかけて貴族の間で行われた花宴が最も有力な説とされているそうです。
当時は桜ではなく梅でしたが、満開の1本の梅を囲んで歌を詠み合う風流な歌会が行われていました。
そのため、その時代の歌に詠まれている「花」という言葉は花全体を指すのではなく「梅」を指す言葉として使われていました。
でも、時代とともに花宴で用いられる花自体が梅から桜へと変わってゆき、平安時代中期には「花」が「桜」を指すようになるほど、桜は中心的な存在となっていきました。
このような経緯を経て、少しずつ形式を変えながらも桜を楽しむ風習が広く根付いてゆき、今のお花見の形になったとされています。
そんな桜をお風呂でも楽しんでみませんか。
<サクラ風呂>
●花の開花期に花を採取し浴槽の湯に浮かべる。
(桜の花びらを湯舟に浮かべて桜湯に浸かると、お風呂が楽しくなりますね)
●葉を採取し刻んで布袋に入れて浴槽の湯に浮かべる。
(葉は綺麗に洗ってから使ってください。)
●樹皮の内皮を乾燥させたものを細かく刻んで布袋に入れて浴槽の湯に浮かべる。
(これに関しては、よその桜の木でしては、問題になりますね・・(^_^;))
効能効果
・疲労回復効果
・湿疹の予防、改善
・消炎作用
・安眠、快眠効果(不眠症の改善)
・風邪の予防
・美肌効果
次は、花より団子!「桜餅」って、関西と関東では違うんですね。
「道明寺」
主に関西で桜餅というと、こちらを指します。
砕いて蒸した餅米で餡を包んだ、ぼたもちの逆のような桜餅です。
「長命寺」
主に関東で桜餅というと、こちらを指します。クレープ状の生地で餡を包んだ桜餅です。
どちらも桜の葉で包むのは共通ですが、大きく形態は異なります。
短い桜の時期ですが、みなさん、い〜〜っぱい、楽しみましょうね!
*関東風 桜餅レシピ*
http://cookpad.com/recipe/2154057
*関西風 桜餅レシピ
http://cookpad.com/recipe/2094552