本文へスキップ

やまびこ 2013年 7月号 をお届けします。

電話でのお問い合わせはTEL.

●USBは進化しています

 パソコンそのものが進化していることはみなさんご承知だと思います。
 同様にパソコンにつながる装置と接続しデータをやりとりする役割(インターフェース)のUSBも進化しています。最近のパソコンでは、USBの新しい規格が採用されています。
 さて、どのように進化してきているのか、見てみることにしましょう。

USBの主な役割は、(1)機種間でのデータの転送、(2)電力の供給、です。
(1)の機能でよく使われているのが、パソコンとプリンターの接続やパソコンとデジカメの接続などです。
(2)の機能としては、有線の光学式マウスをパソコンにつなぐと赤い読み取り用のLEDが点灯することを思い出せば理解できるでしょう。また最近の充電器ケーブルの給電側がUSB端子になっている機種が増えています。パソコンなどが普及し、いざとなったらパソコンからも充電できるようになってきました。

現在、一番普及している規格は「USB2.0」です。WINDOWS XPの初期は「USB1.0」でしたが、今ではあまり使われていません。最近販売されているパソコンで実装されているのが「USB3.0」ですが、まだ利用できる周辺機器が少ないので、「USB2.0」が併用されています。
下の表を見れば、USBの進化は転送速度にはっきり表れていることが分かります。


さらに、電力の供給能力においても進化を見ることができます。
USBからの電力供給のことをバスパワーと言いますが、USB2.0では携帯電話やスマートフォンの充電くらいならできますが、タブレットでは無理で、「USB3.0」以上が必要となります。



「USB2.0」は1ペアで信号を転送しますが、「USB3.0」は送信用と受信用で伝送路が分けられています。「USB3.0」対応のケーブルは、「USB2.0」の信号線も内包し併用できるようになっています。


USB規格を取りまとめてみると、以下のようになります。
規格としてあっても実際には使われていないものもあります。



このページの先頭へ

USB2.0と3.0のコネクターの形状の違いや互換性は?

USB端子は、
 (1)「ホスト(A端子)と機器(B端子)」
 (2)「USB2.0と3.0」
 (3)「コネクタの形状(スタンダード、Mini、Micro)」
の3つの観点で種類が決まっています。





USBの特徴の一つとして、規格の世代によらず接続できる点があります。
USB2.0までしか対応していないホストにUSB3.0の機器を接続してもUSB2.0としては動作しますし、その逆でも動作するように作らています。
USB3.0は2.0と伝送の仕組みを変えたため信号線が増えました。
この互換性を維持するためにUSB3.0対応のコネクターはUSB2.0のケーブルが挿し込めるようになっています。
規格が同じなら変換アダプターで形状を変えられます。
パソコン(A端子)で、一般的なコネクタの形状はスタンダード。
周辺機器(B端子)は、スタンダードもしくはMini。
スマートフォンやタブレット(B端子)の多くはUSB2.0のMicro−Bを搭載している。


教室で使っているUSB3.0機器(ハードディスク)
 
このページの先頭へ


●あなたのデジカメを無線に変えるEye−Fiカード

デジカメで撮った写真をパソコンに取り込む操作は、両者をUSBケーブルでつなぐか、デジカメのメモリカードをパソコンに内蔵されたカードリーダーに挿入することで接続します。接続後アプリケーションにより取り込みされたり、手動操作でコピーすることによりパソコンに取り込まれます。

この操作は慣れれば、さほど難しいことではありませんが、無線で写真データが自動的に取り込まれたらどんなに楽でしょうか。

こんな機能を持った無線デジカメもありますが、記録メディアのSDカードの代わりに『Eye−Fiカード』を入れることによって、あなたのデジカメを無線デジカメに変えることができます。

SDカードと全く同じ形状のEye−Fiカードは、Wi-Fi(無線LAN)の電波を発信します。家庭内で無線LANをしていれば、デジカメの電源を入れることでパソコンの既定のフォルダーに写真データを保存してくれます。


写真データを受け取ったパソコンは、その瞬間ディスプレイの右下には下の写真のような表示が表れます。

もう、ケーブルやカードリーダーは要りません。もちろん、通常のSDカードとしてもハイスピードのClass6に対応し、高画質撮影や連写撮影なども高速記録できます。さらに、転送が完了した写真や動画を自動的に削除してくれるエンドレスモードも搭載し、容量を気にせず撮り続けることができます。

mixiやオンラインアルバム(PICASA)を送信先として設定すると、パソコンを一切使わすに撮影した写真・動画が自動でアップロードすることもできます。



撮った写真がケーブルでつないでいないのに自動的にパソコンに取り込まれていくのを目の前で見ると、とても不思議な印象です。

価格は、4GBで5千円ほどで購入することができます。
より簡単にデジカメ写真をパソコンに取り込みたい方にはおすすめです。

このページの先頭へ

shop info店舗情報

パソコン箕面教室

〒562-0013
箕面市坊島3-21-7大常ビル2階
TEL.0727-20-5311
FAX.0727-20-5311

shop info店舗情報

パソコンきらく館

〒586-0092
河内長野市南貴望ヶ丘1−1
TEL.0721-50-0505
携帯.090-7769-7429