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やまびこ 2017年 2月号 をお届けします。

電話でのお問い合わせはTEL.

 
   待春の 裸木続く 御堂筋        
中野 啓子
                           (箕面教室 生徒さん)
 

 もうすぐ立春ですが、厳しい寒さが続いております。いかがお過ごしでしょうか?


大野さんから年明け早々に、笑門来福の色紙を頂きました。福を招く素敵な色紙です。


続いて、
2月用の色紙を頂きました。ご紹介します。




      絵をクリックすると拡大します。どうぞご覧ください。
 

     ところで、節分の恵方巻き、今年の恵方は、北北西です。

 
【今月のお話】
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   青山学院陸上部の「サンキュー大作戦!」
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←この写真は、
読売新聞大阪運動部 平野和彦氏のhttp://www.yomiuri.co.jp/より引用


箱根駅伝3連覇と大学駅伝3冠を果たし、両手の3本指でポーズをとる原晋監督。ビジネスマン時代に培った力が学生指導の礎となった(2017年1月3日、吉岡毅氏撮影)



作家 中井俊已(なかいとしみ)さんのメルマガより、ご紹介します。

多くの指導者は「その程度で満足するな。全然話にならないぞ!」
と言ってしまう。

私は、「おお、よかった。それは自己ベストじゃないか。
じゃあ、もうちょっと頑張って次は40秒だね」とか、

「もう一回その自己ベストで走ろうじゃないか」
と声をかけるようにしています。

するとまたジャンプアップしていき、
気がついたら目標に届くというところまで到達しています。


          青山学院大学陸上競技部監督 原 晋(はら すすむ)

青山学院大学が箱根駅伝、3連覇です。
他の強豪大学も優秀なランナーがひしめいていました。
それぞれに伝統もあり、戦略もあり、意地もあり、
厳しい練習を重ねて臨んだ大会です。

しかし、今年も青山学院大学がぶっちぎりの優勝。
約10年前まで長く箱根駅伝出場遠ざかっていた弱小チームが、
ここまで強くなるなんて、まるでウソのような話です。

▼なぜ、青山学院大学陸上部は強くなったのか?
それにはちゃんと理由があります。
学生スポーツですから、
その第1要因に指導力があるのは疑いようがありません。

かつての弱小チームを優勝常連校に導いたのは、
一般企業に就職し、陸上競技から挫折していた原晋監督です。

約10年間のサラリーマン時代にトップ営業マンとなった原監督は、
ビジネスでの営業手法を、駅伝の指導に応用しました。
その指導法は、これまでに陸上界にあった、
暗く、辛く、厳しいイメージを覆すもの、
明るく、楽しく、学生が自らやる気になれるようなものだったのです。

▼陸上とは縁のない人にも参考になることがあるかと思い、
少しご紹介します。
たとえば、青山学院チームのスローガン。
そのネーミングは遊び心があって面白いのです。

最初に優勝した2015年は「ワクワク大作戦!」
2回目の優勝の2016年は「ハッピー大作戦!」

「ワクワク大作戦!」で行こう!
「ハッピー大作戦!」で行こう!

その掛け声だけで、笑顔になれます。 

選手たちは、走っている時やゴールした瞬間の
ワクワクし、ハッピーな自分をイメージして
日々練習をしてきたのだそうです。

▼そして、今年
3回目の優勝の2017年は「サンキュー大作戦!」

自分が走れることに、チームメートに、支えてくださった方に、
「感謝する」という意味があったと思いますが、
実は、3連覇と3冠を目指していたので、3×3=9で「サンキュー」。

ちなみに、見事、出雲駅伝、大学駅伝、箱根駅伝と3冠も達成です!

▼もちろん、面白いスローガンだけで人は動くのではありません。
要は、自ら目標を定め、日々の練習と自己管理をいかにしていくか。
それを、人から言われるから嫌々やるのでなく、
明るく楽しく自らやっていこうとするのが青山学院流です。

▼原監督は、伸びる人についてこう言います。

伸びる選手は「妄想」を抱いていない。
目標と妄想は違います。
目標は手の届く「半歩先」に置き、それを目指して練習する、
その繰り返しだと思います。
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さて、私たちもそれぞれの夢を目指していると思います。
けれどもそれを「妄想」に終わらせるのではなく、実現させたい。
そのためには、原監督が言われるように
夢を具体的で手の届く「半歩先」の目標にして、
ひたすら実行していくとよいのです。
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▼そう言えば、大リーガーのイチロー選手も少年たちに言っています。

僕はよく人の2倍も3倍も努力してるって言われるけど、
人の2倍も3倍も頑張れるわけがない。

大事なのは自分の限界をちょっとだけ超えていくこと、
そしてそれを続けていくことです。
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私たちも
今の自分より少し先に目標を置いて、
努力することならできると思います。 

言われるからではなく、自ら進んで、楽しんで・・・。
すると、自己ベストが出てくるのです。
個人も、チームも、企業も同様だと思います。

★きっとよくなるヒント★

      明るく楽しく「半歩先」の目標を達成する。 (^.^)


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  いつも読んでくださってありがとうございます!
  今日も、あなたに良いことがたくさんありますように…。

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